ちゃのま保育園の「大丈夫!」カレンダー

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BLOG

2019/07/23 09:50

こんにちは。子育て中、心が“ふわっ”と軽くなる!「大丈夫カレンダー」ブログ担当の小林です。
日めくりカレンダー「大丈夫カレンダー」は、忙しい保護者が子供とおだやかな時間を過ごせるよう
になるための、日めくりカレンダーです。

先日から始まった、カレンダーキャッチコピー全文紹介シリーズ。
今回は、3日目のページを題材に、キャッチコピーのその他の候補や、
決定に至るまでの裏話を、こそっとご紹介したいと思います!

大丈夫カレンダーのキャッチコピーは、保育士さんの現場でやり取りされている、
保護者へのリアルな声かけから生まれました。

https://www.daijyoubu-calendar.jp/blog/2019/07/01/134134
保育士から生まれたキャッチコピーの背景と経緯はこちら。





カレンダー、3日目。

「食べなくても、元気ならよし」

これが、カレンダーに正式に採用された最初のキャッチコピーです。
さてさて、この案に決まるまで、どんな候補が挙がっていたかというと、、、

①ごはんは二の次でも大丈夫
②食べることより、元気なこと
③一食ぐらい食べんでも、ええやん

といったキャッチコピーが並びました。
どうでしょうか?個人的には、細かいニュアンスの違いを表現するのに苦労しました。

というのも、

「食べることも大事だけど、元気なことの方が大事だよね。」
私がお題から、一番最初に思い浮かんだのが、このフレーズだったのですが、
このニュアンス以外にしっくりくる言葉が、実は他に浮かばなかったのです。

なので、同じ意味の言葉を、少しずつ表現してみた、という流れになってしまいました。


お子様が、ごはんを食べることになかなか集中できない。
食器をひっくり返してしまったり、食べ物で遊んでしまったり、近くにあった
おもちゃに気を取られて、椅子から離れたり、部屋の中をうろうろ歩き回ったり。

カレンダーのイラストは、子どもが食事の前から離れて、床の上に置いてある
おもちゃに、まさに向かっていこうとしている様子が描かれていますね。
そんなお子様の状況があっても、大丈夫だよ、というニュアンスを伝えるための
キャッチコピーになっています。



例により、①は、プロジェクトに関わるママさんから挙がってきた、いわば元案です。
それを踏まえたうえで、②③、そして採用となった決定案を提案してみました。

私がこの状況とイラストから感じたものは、食事の席から離れてしまうわが子を
見て、きちんと食べさせなきゃ!と焦ってしまうママさん、パパさんの心情でした。
なので、無理やり食べさせなきゃとプレッシャーを感じることはないですよ、
食べることはとりあえず後回しでもいいじゃないですか、というニュアンスを、
何とかキャッチコピーで表現しようと思いました。

一番最初のフレーズを、もう少しキャッチコピーらしくかしこまって表現したのが②。
代表の宮村さんを想定して、お得意の関西弁風味に仕上げたのが③です。
ちなみに③の補足としては、「大丈夫だって、一食くらい食べなくても、それより元気な
わが子の姿に喜んだらいいじゃん」くらいの長いフレーズを、関西弁風味で短くして
みたので、ちょっと言葉が強く感じられたかもしれませんね。

そんなこと言われても、食べてもらわないとテーブルの上も片付かないし、
今ちゃんと食べさせないと、後でお腹をすかせて泣き出すんだから!
などなど、実際の子育ての現場では、一筋縄ではいかないこともありますよね。
だからこそ、このカレンダーで、少しでもふっと力を抜いていただけたら。
そんな思いで、キャッチコピー製作に関わらせていただきました。

そんなわけで、3日目のキャッチコピーはいかがだったでしょうか。
次回はカレンダー4日目を題材に、ブログを書いてみたいと思います。


子育て中、心が“ふわっ”かるくなる!「大丈夫カレンダー」販売ページはこちら
https://www.daijyoubu-calendar.jp/

ちゃのま保育園とは 東京都墨田区に実際に存在する小規模保育所。代表は、2人の我が子が待機児童になったことを機に、自ら保育園を立ち上げた墨田区のおかあさん。「茶の間」にいるおばあちゃんのように、愛情たっぷりに子どもを見守り、保護者に寄り添う保育士がそろう、笑顔あふれる保育園です。